安全靴,とJIS規格

JIS安全靴の規定が増えました。最新の安全に関する情報を解説しました。


JIS (T8101)で耐滑性(滑りにくさ)が追加されたからです。
この機会に、安全靴作業靴とは何か、再確認いたしましょう!
また靴製造メーカー情報も確認しましょう!

***  ***(以上がヘッダーです)

安全靴,とJIS規格

JIS規格は、日本工業標準調査会のホームページにおいて無料で閲覧することができます。
URLは、http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0010.htmlとなっています。
上記のURLの表示ページで、JIS関連の項目の最初 JIS検索 をクリックします。
検索画面で「T8101]と入力します。
一覧表示ボタンを押すとJISリストが表示されます。
ファイルは、PDFで入手できます。
しかし、著作権による保護のため印刷はできません。

このJIS規格は、安全靴のメーカーに対しても役立つ、性能試験の内容や材質を解説しています。
例えば、性能の項目(5節)で次の内容が明確にされています。
○耐衝撃性及び耐圧迫性
まず、耐衝撃性試験は、おもりをある高さから落下させ、靴が規定値の厚さよりつぶれないこと、
おもりがあたった場所に光を通す傷が付かないこと、となっています。

(1)重作業用(H)に対して(記号Hで、この区分を示しています)
高さ51cmから20Kgのおもりを試験装置を使用し、落下させます。

試験結果、中底と先しんとのすき間は、次の通りです。
サイズ(足長)に対するすき間(mm)
21以下         12.5以上
23.5から24.5   13.0以上
25から25.5     13.5以上
26から27       14.0以上
27.5から28.5   14.5以上
29以上         15.0以上

私の場合、サイズは26です。
したがって、14.0以上のすき間が出来ていれば良いことになります。
親指の高さを測定した結果、親指を押して計り、高さが14.0mm程度ありました。
もし、事故があても、試験に合格した安全靴場合、足の指が保護されることが分かりました。

(2)普通作業用(S)に対して(記号Sで、この区分を示しています)
高さ36cmから20Kgのおもりを試験装置を使用し、落下させます。

試験結果、中底と先しんとのすき間は、(1)と同様です。

(3)軽作業用(L)に対して(記号Sで、この区分を示しています)
高さ15cmから20Kgのおもりを試験装置を使用し、落下させます。

試験結果、中底と先しんとのすき間は、(1)と同様です。

●耐圧迫性試験についても、荷重を「先しん」に加え、中底と先しんとのすき間の高さを規定しています。
試験結果、中底と先しんとのすき間は、(1)と同様です。

(1)重作業用(H)に対して(記号Hで、この区分を示しています)
15kN(キロニュートン)(約1530kg)の加重で圧迫します。

(2)普通作業用(S)に対して(記号Sで、この区分を示しています)
10kN(キロニュートン)(約1020kg)の加重で圧迫します。

(3)軽作業用(L)に対して(記号Sで、この区分を示しています)
4.5kN(キロニュートン)(約459kg)の加重で圧迫します。


○表底のはく離抵抗性 (詳細は、JIS規格を参照ください)
(1)重作業用(H)、及び普通作業用(S)に対して
300N以上(約30.6Kg以上)の力で引っ張り耐えた場合、合格です。

(2)軽作業用(L)に対して
250N以上(約25.5Kg以上)の力で引っ張り耐えた場合、合格です。


○漏れ防止性
履き口を適切に閉じ、圧縮空気を送ります。
次に履き口まで水槽に浸します。
8Kpa以上の圧力を加えます。
気泡が連続して出なければ合格です。


○耐踏抜き性(P)
くぎの貫通力が1,100N(約112Kg)以上の場合、合格です。


○かかと部の衝撃エネルギー吸収性(E)
衝撃エネルギー吸収性20J以上であることです。
この試験には、力変位記録装置が必要になります。
力 - 変位曲線のうち50Nから5KNまでの力に対する仕事(吸収エネルギー)を1J単位で測定します。


○耐滑性(F)
靴底の動摩擦係数が0.20以上ある場合、合格とし、(F)表示できます。


○足甲プロテクタの耐衝撃性(M)
足甲プロテクタがある場合、指定する試験方法で足甲部へ衝撃を加えます。
油粘土を履物の中にいれ加重を加え、粘土の最低の残厚が5mm以上であることです。

詳細は、JIS規格を参照願います。 JIS規格は、ネットより購入することも出来ます。




***  ***(次からがフッターです)

2005年にJIS規格T8101が改訂されました。
このサイトは、このJIS規格(T8101)に基づき解説を加えました。
規格は、汎用性があること、誤解が発生しないことを基準に記述されるため、文章が読みやすくありません。
したがって、出来る限り単純に、具体的イメージを描けるように解説しました。
記事(ページ)の概要を次に示しました。

(1) 安全靴とは
履物のイメージを用い、安全性について重要な部分を図示しました。
JIS T8101の定義は、次の通りです。
主として着用者のつま先を先しんによって防護し、滑り止めを備える履物。
と、定義されています。
○安全のため、つま先を覆うため、皮革又は合成樹脂製などで出来た先しんがあること。
○安全のため、表底(かかとまで含む)に滑り止めがあることです。

(2) JIS規格
JIS規格は、日本工業標準調査会のホームページにおいて無料で閲覧することができます。
URLは、http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0010.htmlとなっています。
上記のURLの表示ページで、JIS関連の項目の最初 JIS検索 をクリックします。
検索画面で「T8101]と入力します。
一覧表示ボタンを押すとJISリストが表示されます。
ファイルは、PDFで入手できます。しかし、著作権による保護のため印刷はできません。

(3) 作業による分類
○重作業用  ○普通作業用  ○軽作業用 の用途により、3つに分類されています。
○甲皮が革  ○甲皮がゴム の材質により、2つに分類されています。
○耐踏抜き性能 ○かかと部の衝撃エネルギー吸収性 ○足甲プロテクタの耐衝撃性 ○耐滑性
付加性能により、4つに分類されています。

(4) 主な製造メーカー
靴・履物産業年鑑 2007年版 - 矢野経済研究所の報告を基に選定しました。
URLは、http://report.yano.co.jp/market_reports/mr.php?mr_code=C49100900です。
また、安全靴Wikiを参照しました。

(5) メーカー品
上記の「主なメーカー」のから、主な物をサンプリングしました。
すべてを調査する必要がある場合、専門サイトを参照願います。


より詳細な情報は、各専門サイトを参照し、製品の内容を確認できます。
●問い合わせ
●資料請求
●見積もり(3社以上が良い、と一般に言われています)
以上のことで、より明確な情報を得ることができます。
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